Majority Rule: The Orville S01E07
10-09-2022 07:06 taoy.icon
The Orville シーズン1 The Orville: Episodes Google
邦題: 多数決社会
タグライン: Ed sends a team to find missing anthropologists on a planet similar to 21st-century Earth; the mission goes awry when they realize the planet uses a public voting system to determine punishment.
https://youtu.be/5pehddmBo1s
冒頭、地球ではないと思われる惑星のテレビで、二人の男性が電車の中での行動について釈明している
その後、二人は何らかの刑罰施設と思われるところで、頭部に電気ショックを与えるような椅子に座らせられる
一人はそれを避けようと逃走仕掛けて射殺され、もう一人は電気ショックをかけられる
21世紀の地球文明とほぼ同様の社会を持つ サーガス4 に調査のため赴いていた調査員二人からの連絡が途絶える
Kellly、Alara、John、Claire の4人が捜索に向かう
サーガス4 は、18歳以上の成人が全員「アップボート/ダウンボート」(良い/悪い)の累積数を表示するボタンを付けている
国民全員が参加する「マスターフィード」(SNS)が有り、そのネットワーク上でもアップボートとダウンボートが行われる
ダウンボート累積数によって、さまざまな規制や罰則の対象となる
例えば累積50万ダウンボートあると、カフェでコーヒーが買えない
John が女性の銅像に対して腰を振る動画が拡散する (動画を撮った人たちは「面白いことしてる人がいる」という感じ)
銅像の女性が建国の英雄だったため、マスターフィードで話題になりダウンボートが一気に100万まで行ってしまう
100万ダウンボートで「逮捕」
各種テレビ番組の釈明ツアーに出て、最終的に1000万ダウンボートされると矯正のために電気ショックロボトミー
サーガス4 は、あらゆることが直接民主主義による多数決で決められる社会だった
果たして John は1000万ダウンボートを回避してロボトミーされずに済むのか!?
劇中、Issac が「あなた達は知識と意見をごたまぜにしている」というのが良いですな
Bortus は「声は与えられるものではなく獲得するものだ」と云う
サーガス4 のテレビ番組で専門家がある対策に関する理由を述べてもインタビュアーは「でもダウンボートされてますよ」と
直接民主主義って、要はポピュリズムになっちゃってロクなもんじゃない、という回
ちゃんとした専門家とか、科学的事実とか、単なる統計じゃない実態の把握とか、そういうのが大事
代議制民主主義より一見良さげに見えるけど、良くない方向へ行くときは一気呵成
現地のカフェ店員 Lysella は、第3シーズンにも登場する
#SF だからこそ描ける #作品